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職場の優しいお姉さん

お久しぶりです。このブログめちゃくちゃ負の感情が渦巻いてますね、お恥ずかしい。負の感情だけでなくなるべく感じたことを忘れたくないので、記憶力がないので、とりあえず些細なことでも書き留めておきたいので、今回は、職場が一緒だった、私の尊敬するとある人について書きます。めちゃくちゃ自己満。

私は、前の職場から逃げるように4月から新しい職場で働き始め、今に至ります。
といっても転職活動はうまくいかず、正社員でいい条件の場所が見つからなかったため、派遣社員でとりあえずという感じですが。

そこで教育係・研修係をやってくださったお姉さんがいます。
その方はその職場で新卒から8年くらい働いていました。
私とほぼ同じタイミングで入ってきた派遣さん二人(二人とももう辞めてしまいましたが)と一緒に研修を受けていたのですが、研修中も三人に平等に話しかけてくださるような、気配りの鬼のような方でした。
中には数学が苦手な派遣さんもいましたが、計算が必要な業務でも研修中全員が理解できてるかこまめに反応をチェックして、全員理解するまで丁寧に説明してくださいました。

そのお姉さんには研修中に「とるとにさんは『なんとなく』が口癖だね。できた?って聞いてもいつもなんとなく…って答えるでしょ、もっと自信持って」と言われました。実際私は保身で(期待されたくないので)「なんとなく」を多用してしまうのですが、それに対して自信を持ってと柔らかい言葉を返してくれたのは嬉しかったです。

研修が終わってチーム配属になった時には、
「とるとにさんは研修中の質問少なめだったから、配属チームのリーダーに『なるべく声かけてわからないところがないか見てあげてね』って伝えといたよ。席離れちゃうし質問受け付けも変わっちゃうけど、みんな忙しくてピリピリしてるから、もしわからないことを他の人に聞きづらかったら私に聞いても全然いいからね。もし辛くなったら、ポカリでも買ってあげるから。」
こんなことを言われました。
これがどれだけ励みになったことか。

私は言葉を発するのが下手くそで、なので学生時代もめちゃくちゃ暗い人間として認識されていました。
就活中のインターンシップ(5日間でしたが1日でばっくれてしまいましたが…)のグループディスカッションでも、
メンバーや採用の方に「もっとコミュニケーションをとってください。何考えてるのかわからないので。」と言われ、
前職でも怖い先輩に「なんで何も言わないの?不安すぎるんだけど」と吐き捨てられたこともあります。

私のコミュニケーション能力が低いため周りをイライラさせたり物事がうまくいかなかったりする。
これは全部私が悪く、周りの言うとおり私が変わらなきゃいけないのはわかってはいるのですが。

お姉さんは、こんな私の特性をなるべく受け止めようとしてくれた。
こういうのにとても弱いです。こういう人に組織の上に立ってほしいと思いました。

お姉さんは先週退職しました。来年から新しい職場で働き始めるそうです。
怖くて聞けませんでしたが、私がかなり迷惑をかけたのでそれが原因で辞めたんじゃないかとも思ってます。
でもお姉さんは最後まで優しくて、「こんなポンコツでごめんね、でも私もすごい勉強になったよ」って言ってくださいました。
職場で唯一話しかけてくださったお姉さんがいなくなった今、ぽっかりしててとても寂しいです。

でも素敵な人に出会えてよかったなと思ってます。
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耳を塞いでも声が聞こえる
目をつぶっても姿が見える

そんな人を大切にしてみてはいかが?

きっと優しいあなたならその人が分かるはず

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